国会の機能不全深刻に=問責閣僚続投に野党反発
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国会は6月21日の会期末まで残り1カ月。重要法案審議が軒並み停滞し、機能不全が深刻だ。参院で問責決議を受けた前田武志国土交通相と田中直紀防衛相の続投に自民党が反発、社会保障と税の一体改革関連法案を除き、一切の審議を拒否しているためだ。野田佳彦首相は更迭に応じない構えを崩していないが、与党内では2閣僚交代を含めた内閣改造論がくすぶっている。
自民党の谷垣禎一総裁と公明党の山口那津男代表は一体改革関連法案の実質審議入りに先立つ16日夜の会談で、問責2閣僚の交代を求めていくことを改めて確認した。
自民党は「国民生活に喫緊の課題には柔軟に対応する」として一体改革法案審議や参考人質疑などには出席しているものの、その他の政府提出法案審議には応じていない。公明党も2閣僚が所管する法案の審議を拒否している。与党は原発再稼働のカギを握る原子力規制庁設置法案の18日審議入りを目指したが、自民党の抵抗で先送りした。
今国会の政府提出法案は80本。このうち19日までに成立したのは新型インフルエンザ対策特別措置法など20本に過ぎず、成立率は25%にとどまる。自民党からは民主党の城島光力国対委員長に対して「自民党だったら即刻、首だ」(浜田靖一国対委員長代理)との声が上がっている。
国会の足踏みが国民生活に思わぬ打撃を与える懸念もある。欧州連合(EU)は対イラン制裁で、域内の保険会社にイラン産原油を輸送する際の保険・再保険を7月から禁止することを検討中。日本企業がイラン産原油を輸入する際、保険の最終的な引受先は大半がEUのため、政府は国が保険を肩代わりする法案を準備しているが、所管が国交相のため成立させられず、このままでは輸入がストップしかねない。政府・与党は、法案を衆院経済産業委員会に付託する案も検討している。
与党内でも事態を重くみて「国会運営がスムーズにできる環境をつくる責任がある」(国民新党の自見庄三郎代表)などと首相に閣僚交代を求める意見が絶えない。一体改革法案を審議する衆院特別委員会も25日以降の日程が未定のため、「それ以降の様子を見て、首相が改造に踏み切る可能性はある」(与党幹部)との見方が出ている。
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いよいよ行き詰ってくれば、「審議に応じない野党が悪い」と言い出すでしょう。
法案を通す責任は与党にあることを全く自覚していませんから。
マスゴミも全力で擁護するので、テレビしか見ない人は「民主もダメだが、自民もダメ」と刷り込まれてしまうんでしょうね。
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